日本人は古来より天災を謙虚に感性鋭く受けとめてきた。「天籟」とは天が地が叫んでいること、災害により身を律し、転機とし立派に復興していかなければならない、と。
本論では、〈右手に算盤 左手に論語〉、生涯約500もの事業に関わったといわれている渋澤栄一の「青淵百話」75番の(逆境処世法)をA3で4ページにわたる資料で紹介されました。
その見出しを記載します。
①順境は人自ら造る境遇なり
②順境をつくる人逆境をつくる人
③順逆両境は人為的なり
④真意義の逆境
⑤余も逆境に処して来た一人である
⑥逆境に処する心得
現丸山敏秋理事長は渋澤栄一を倫理経営の第一人者として「倫理経営原典」等合計5冊の著書のなかで触れられています。倫理資料館には68巻の伝記があるそうです。
又、北区の渋澤史料館では「渋澤栄一と関東大震災」というテーマ展により、関東大震災では自らも被災した渋澤栄一がどのように考え行動したかを知ることができると紹介されました。
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伊勢田様、エネルギッシュなご講話ありがとうございました。
まさに、復興という道を歩んでいく私たち日本人にとって、渋澤栄一を知ることは大いに参考になることと感じました。
記録 副専任幹事 秋山 加江子
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