今朝のセミナー講師の先生は東京大学名誉教授 跡見順子(あとみ よりこ)先生による 「命(いのち)を知り生かす心身一体科学」 どんなお話か興味津々。
先生は一貫して人間の生態システムを研究されてきた中で、”運動(出力) して、初めて稼働するシステムを持つ人間の身体 ”と”生きていることへの運動の本質性の原理”についての答えを見つけられました。
60兆個の人間の細胞は何もしなければ、唯、生まれてはそれぞれの働きを100%することなく死んでいくことになり、加齢とともにそのスピードが速くなって衰えてしまうもの。しかし、自分自身が働きかけをすることで、その細胞本来の働きが呼び起こされてどんどん活性化が促進していく性質を持っていると言うことの原理に気付かれたとのことで、対応策として「ヨガ」「太極拳」という、東洋的な身体の動き、物の考え方の素晴らしさを再発見されました。また、身体的にはストレッチも大いに効果的な運動の一つであるとのことであります。
アルツハイマー等を防止する意味からすると「脳」のストレッチ?つまり「不思議と思う心を持つこと」で脳細胞は活性化し、衰えを防止します。つまり細胞の自立性を自分自身で促進し続ける。若さの秘訣ここにあり!です。
東洋では人間の大事な部分として重きが置かれていた「丹田(たんでん)」、身体の上半身と下半身とをつなぐ大事なポイント。これからは丹田に「気」をおいた生活の仕方を是非ご自身で実行してみてください。
なんと、最新科学が東洋の神秘に到達するというお話でした。
今年は皆が幸せになれますようにと願うばかりです。
2012年3月11日日曜日
3月6日 町田市倫理法人会 経営者イブニングセミナー
司馬遼太郎が「坂の上の雲」で現代ビジネスマンに
残した教訓
白川零次先生(作家)
作家、白川零次先生による司馬遼太郎「坂の上の雲」の司馬史観とその解説から、現在の日本が抱える問題提言を50分にまとめ、講和して頂きました。
司馬氏は日露戦争の発端は、このままでは日本はロシアにつぶされる、とマスコミ含めた恐怖感のあおりが国民を一つにし、祖国防衛戦争へと繋がった、との見解を示しました。
日露戦争による主な功罪は次の通りです。
功 ・日英同盟締結。日本の国際的地位(信用)の向上、外債手当ての順調
化。
・ロシアに対する牽制力の拡大。
・条約の成立。等
罪 ・軍部のおごり、機密主義による国民の暴発。軍部情報とマスコミに扇動
された暴動事件発生。
・韓国植民地化に際して軍事政権の確立。
・軍部の国家独裁、ファシズム体制への流れ。等
日露戦争の経験から、司馬氏の日本近現代史における40年サイクル説を検証しました。
日露戦争までは幕末維新の志士達、近代国家への真摯な努力から成る上り坂40年、日露戦争勝利による軍部、国家、国民の奢りに起因する暴動、侵略、太平洋戦争へと繋がる下り坂40年。
太平洋戦争後の高度経済成長、バブルに繋がる上り坂40年、バブル経済崩壊による下り坂の現在。次のボトムは2025年か・・・。
昨年3月、福島原発事故がありましたが、原発操業から40年に発生したこの事故も40年サイクル説が当てはまるのではないか、という検証を司馬史観から白川先生がまとめました。
司馬氏は過剰文明、過剰欲望が日本をダメにし、このサイクルを引き起こす要因である、と警告しました。
高度経済成長に伴うおごり高ぶりが、日露戦争への突入や原発事故の発生要因に繋がり、そして、共に悲劇的な結果になりました。
その反面、原爆投下された日本では、67年間戦争がなく奇跡的に平和の時代を迎えられたことは世界に誇るべき事と司馬は評しています。
歴史観から、私達は学ぶべき事がある事を、白川先生の講和から気付かされました。
ありがとうございました。
記録 幹事 原 健一
2012年3月3日土曜日
3月1日MS 「実践から体験へ」講師=東京都倫理法人会 工藤幹事長
今朝の講話で「そもそも純粋倫理って・・・」というところから話は始まりました。世間で言うところの倫理=道徳感=とは異なるものというのです。
「純粋倫理」は幸せになることを目的としている。それも誰もが幸せになることだと創始者の丸山敏秋先生はいっている。
生活の法則(みちすじ)・・・どういうことかというと、それは守れば幸せになり、やらねば不幸になるというもの。つまり、誰も困ったことがあるということは普通な状況ですが、そのことはすなわち「みちすじ」をはずれている=わがまま心が作用している当たり前の状況。そもそも、その人その人において生まれながらの「たち」によって「すじみち」からはずれる。考えてみると、何処で、何時はずれたのか。自分でもわかる気がするがそれは所詮我流の解釈であるので、その間違いにまず気付くことが大事である。それには経験を積んだ先輩等(倫理法人会では専門のアドバイザー)に素直に聞いてみること。そして気づいた実践項目を実践し、それを克服する体験の繰り返しがそのために必要になる。それを終始一貫やり抜いた人が成功者=幸せをつかむ。
さあ!やってみるしかないない!
「純粋倫理」は幸せになることを目的としている。それも誰もが幸せになることだと創始者の丸山敏秋先生はいっている。
生活の法則(みちすじ)・・・どういうことかというと、それは守れば幸せになり、やらねば不幸になるというもの。つまり、誰も困ったことがあるということは普通な状況ですが、そのことはすなわち「みちすじ」をはずれている=わがまま心が作用している当たり前の状況。そもそも、その人その人において生まれながらの「たち」によって「すじみち」からはずれる。考えてみると、何処で、何時はずれたのか。自分でもわかる気がするがそれは所詮我流の解釈であるので、その間違いにまず気付くことが大事である。それには経験を積んだ先輩等(倫理法人会では専門のアドバイザー)に素直に聞いてみること。そして気づいた実践項目を実践し、それを克服する体験の繰り返しがそのために必要になる。それを終始一貫やり抜いた人が成功者=幸せをつかむ。
さあ!やってみるしかないない!
2月23日MS 「豊かな心・豊かな人生 」 講師 高松裕子法人スーパーバイザー
高松裕子スーパーバイザーはお母様・ご本人・お嬢様・お孫さん(後継者として育成中)と四代に渡り、倫理活動に取り組んでいらっしゃるそうです。
要請があり、平成22年9月に生涯局から法人局に異動されました。その理由は経営者に欠けているのは
「夫婦・家庭」の問題だったということです。
先生は年に1・2回少年院を訪問されています。ある少年院で少年達が詠んだ短歌を紹介してくださいました。
素直な気持ちが表れているものばかりで先生のおっしゃる「親の心が豊かだったら…」素直に言葉を子供たちが言える環境を親が作っていたなら少年院に入るようなことはなかったのに、と思わずにはいられませんでした。
先生からたくさんのすばらしいお言葉をいただきました。
言葉は命の発動
言葉はその人の心使い
発したとおりに人生が変わる
人(相手)に自分の心を伝えるのは言葉しかない
そして、両手の平の親指の役割の大切さから、親への恩・親への感謝の気持ちの大切さ、それは夫婦も同じで互いに感謝し合うことの大切さを語られました。
様々な体験から得たと思われる先生のお言葉には強い信念を感じました。まさに言葉は「言霊」という講演でした。
ありがとうございました。
記録 副専任幹事 秋山 加江子
平成24年1月12日 「日本人と中国人が仲良くするコツ」異文化コミュニケ-タ- 熊谷知恵氏
「以心伝心」はどのくらいの確率で当たるのだろう?と、今迄の自分の過去を見つめなおすきっかけになりました。
講師の熊谷様は、出会って3ヶ月で中国人の男性と結婚し、違う文化と正面から向き合い、文化の違いを理解し、今は異文化コミュニケ-タ-として、中国と日本の架け橋になる活動をされています。
結婚当初は、文化の違いに戸惑う事ばかりだったそうです。しかし、今はお互いの本音をとことん言い合える状況が、楽であるとのことです。
日本人は相手の気持ちを察する「以心伝心」の文化を持っていますが、中国人の話し方はストレ-トで、気軽にケンカをし、ケンカをしながらお互いを知り合っていくそうです。
日本人はケンカすると中々、元通りには戻れないが、中国人はケンカしてもすぐに仲直りできる。
これは自分の間違いを認められないことが、ケンカ後の修復に影響しているそうです。
私は、以心伝心で相手の事を察しているつもりでも、60%くらいは外している気がします。
しかも、大事なことになればなるほど、外す確率は高まります。
こんな私は、中国人のコミュニケ-ション方法を学び、言いたいことはストレ-トに伝え、自分の間違いを明るく認めて、気楽にケンカ出来る様になりたいなあ、と思いました。
どうもありがとうございました。
記録 幹事 高田桃子
◎MS講演新聞記事掲載のお知らせ ◎イブニングセミナー開催のお知らせ
1、「町田タウンニュ-ス」に、1月19日当会セミナ-の講演の記事が掲載されました。
こちら→http://www.townnews.co.jp/0304/2012/02/16/135240.html
2、【経営者イブニングセミナ-】
[日時]平成24年3月6日(火)18時30分~
[会場]ホテルラポ-ル千寿閣(駐車場完備)
[参加費]2,000円(食事付き)
【ご講演テーマ】
司馬遼太郎が「坂の上の雲」で現代ビジネスマンに残した教訓
講師:白川 零次(しらかわ れいじ)氏 作家
【プロフィール】
1936年 韓国ソウル生まれ。
1945年 熊本市へ引き上げ。
1955年 県立熊本高校卒業。
1959年 東京大学法学部卒業。
同年 三井金属株式会社入社。
ロンドン主席駐在員、福岡支店長、営業部長を歴任。
1996年 定年退職後、執筆・講演活動に入る。
【著書】
「ビジネスマンよ、史劇に学べ!」「論語とリストラ」(龍門出版)、
「泥舟の宴」(新風舎)、
「ビジネスマン読本 司馬遼太郎」「同 松本清張」「同 城山三郎」
(以上共著・日本能率協会)、
「藤沢周平読本」(共著・新人物往来社)他
こちら→http://www.townnews.co.jp/0304/2012/02/16/135240.html
2、【経営者イブニングセミナ-】
[日時]平成24年3月6日(火)18時30分~
[会場]ホテルラポ-ル千寿閣(駐車場完備)
[参加費]2,000円(食事付き)
【ご講演テーマ】
司馬遼太郎が「坂の上の雲」で現代ビジネスマンに残した教訓
講師:白川 零次(しらかわ れいじ)氏 作家
【プロフィール】
1936年 韓国ソウル生まれ。
1945年 熊本市へ引き上げ。
1955年 県立熊本高校卒業。
1959年 東京大学法学部卒業。
同年 三井金属株式会社入社。
ロンドン主席駐在員、福岡支店長、営業部長を歴任。
1996年 定年退職後、執筆・講演活動に入る。
【著書】
「ビジネスマンよ、史劇に学べ!」「論語とリストラ」(龍門出版)、
「泥舟の宴」(新風舎)、
「ビジネスマン読本 司馬遼太郎」「同 松本清張」「同 城山三郎」
(以上共著・日本能率協会)、
「藤沢周平読本」(共著・新人物往来社)他
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