今朝のセミナー講師の先生は東京大学名誉教授 跡見順子(あとみ よりこ)先生による 「命(いのち)を知り生かす心身一体科学」 どんなお話か興味津々。
先生は一貫して人間の生態システムを研究されてきた中で、”運動(出力) して、初めて稼働するシステムを持つ人間の身体 ”と”生きていることへの運動の本質性の原理”についての答えを見つけられました。
60兆個の人間の細胞は何もしなければ、唯、生まれてはそれぞれの働きを100%することなく死んでいくことになり、加齢とともにそのスピードが速くなって衰えてしまうもの。しかし、自分自身が働きかけをすることで、その細胞本来の働きが呼び起こされてどんどん活性化が促進していく性質を持っていると言うことの原理に気付かれたとのことで、対応策として「ヨガ」「太極拳」という、東洋的な身体の動き、物の考え方の素晴らしさを再発見されました。また、身体的にはストレッチも大いに効果的な運動の一つであるとのことであります。
アルツハイマー等を防止する意味からすると「脳」のストレッチ?つまり「不思議と思う心を持つこと」で脳細胞は活性化し、衰えを防止します。つまり細胞の自立性を自分自身で促進し続ける。若さの秘訣ここにあり!です。
東洋では人間の大事な部分として重きが置かれていた「丹田(たんでん)」、身体の上半身と下半身とをつなぐ大事なポイント。これからは丹田に「気」をおいた生活の仕方を是非ご自身で実行してみてください。
なんと、最新科学が東洋の神秘に到達するというお話でした。
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